2015/04/14 Category : 未選択 魔術師の視線 「魔術師の視線」を読みました。 ゴシップ週刊誌の記者は、大抵はターゲットやその近親者を不幸にしている職業でしょうね。 前に読んだ本もそうでした。 超能力がある少女がメディアに出ていたけれど、それにはトリックがあった。 そんなスクープを載せたら、世間に叩かれた少女の家族は崩壊。 でもそんな単純な事ではなかった、というのがこの話しの本筋です。 他に政治家の不倫騒動と人の死とが絡んできます。 最後までグイグイ読ませてくれて、好きな作者さんです。 しかし、最後の終わり方はちょっと解せないです。 最後は主人公は殺されてもいいと思っている風でした。 騙されたところもあったけれど過去の過ちを償う意味もあったんでしょうか。 ちょっと主人公の気持ちが分からない終わり方でした。 PR